Carro de Fuego


 このブログ、「コガネノウゼン」で検索してくる人がいちばん多いんですよ。ありがたい話ですが、植物について取りあげているブログではありませんので、いかにラテン音楽が日本人にウケないかですね(ちなみに2番目は「エクトル・ラボー」です。)*1
 ということで、アクセス稼ぎのために、みんな大好き、コガネノウゼンです。なんとなんと、“Guayacán(ガジャカン)”というのはコガネノウゼン(かキバナノウゼン)のコロンビアでの呼び方なんですね。同じ花を、コロンビアでも北部カリブ海沿岸地方では“cañaguate(カニャグァテ)”といいます。歌は「僕たちの愛は火のついた車みたいで天国に行く途中に爆発した」って歌っています。ビデオの途中ででてくるお尻をくねくねしている女の人にふられた、という歌のようですが、あまり悲しそうにはみえません。

PS 大事なこと書き忘れましたが、このバンドはオルケスタ・ガジャカンといいます。

*1:黙っていてもその辺で音楽が流れてくるあちらと違って、日本でラテン音楽好きになるには、社交ダンスとしてのサルサを楽しむ人は別にして、1.ビジネスで役に立つわけでもないスペイン語を勉強する気があって、2.ラテンアメリカの庶民の生活にある程度の共感をもちながらあちらの文化や社会について調べる気があって、3.リズムやダンスに対して強い興味があって、4.ボレロやバラーダに代表される濃厚な感情表現に素直に感動できる感性の持ち主である必要があります。全部じゃなくてもいいとは思いますが。勉強が嫌いな人、不法移民に眉をひそめる人、太鼓チャコポコがうざいと感じる人、ダンスに興味がない人、ムードたっぷりのベタベタなラブソングにうっとりできない人はむいていないかも知れません。ハードル高いですね(笑)