El cantor de Fonseca


 9歳のナタリエちゃんはマイアミのバジェナート少女。パパはコロンビア人、ママはニカラグア人だそうですから三重国籍ですね。
 カルロス・ウェルタスの作になるこの曲は、ラ・グアヒーラ県フォンセカ市を中心に活動していたバジェナートの音楽家について歌ったものです。登場人物は1850年代から1920年代生まれなので、既にみな鬼籍に入っていますが(最後の生き残りだったビエンベニードは昨年マラカイボで90歳で亡くなりました)、ナタリエちゃんのような移民の子どもたちを通じて、これからも世界中で歌い継がれていくのでしょうね。
(歌詞はこちら→http://d.hatena.ne.jp/Genichi_Yamaguchi/20110506/1304638808