Me duele el alma
Mis ojos están cansado 私の瞳は
de tanto y tanto llorar 泣き疲れてしまった
Me duele el alma この魂の痛みよ
Ya de esperar もう待つことに疲れてしまった
Mis ojos están cansados 私の瞳は
¡ay! de llorar 泣き疲れてしまった
Diez dedos tienen mis manos, 私の両手には10本の指
Cien penas el corazón, 私の心には100の苦しみ
Mil heridas tiene el alma, 私の魂には1,000の傷
Y sólo por una razón. その理由はたったひとつだけ
¿Para qué soplas candela もしも燃えあがってはならない薪だったら
Si la leña no ha de arder?, どうしてあなたはろうそくの火に息を吹きかけたの
¿Para qué me acariciaste もし私のことを愛していなかったのなら
Si no me habías de querer? どうしてあなたは私のことを優しくなぜてくれたの
Si yo supiera de cierto もしあなたが私のことを
Que tú ya no me querías, もう愛していないのだと悟っていたら
Ni te soñara de noche, 毎晩あなたの夢をみることもないのに
Ni te pensara de día. 毎日あなたを想うこともないのに
Cuando quise no quisiste 私は愛していたのにあなたは愛していなかった
Que eras mi pena y mi gloria, あなたは私の苦しみであり私の喜び
Y ahora que queres そして今あなたが愛しているのは
Otra reina en mi memoria. 私の記憶にある他の女王
En una palma subí 椰子の木に登ったの
Pa ver si te divisaba, 遠くを眺めればあなたのことがみえるかも知れないと思って
Y la palma que era tierna 椰子の木は優しかった
De verme llorar lloraba. 私を見ると泣いてくれた
7月17日に日比谷公園で行なわれるコロンビア独立記念日の公演に出演することになったマリア・ムラータです。なお、“Ya supe que se olvidó de razón de soportar”(たぶん)から始まる節は、激しくわからないので(アドリブでいれたフレーズですが、正直、私のスペ語能力だと、CDだと聞き取れるものもライブの私的録音だと厳しいです。)、すっとばしています。この曲は、Festival de Viña del Mar”でこの楽団がフォルクロール部門の「銀のカモメ賞」受賞作品で、デビュー作、2作目とアレンジを変えて取りあげているので、彼らの代表曲ということになりそうです。
ところで、私は「月刊ラティーナ」誌のために彼らにインタビューをすることになりました。もちろん、先方がオファーを受ければの話です。なおメンバーの誰になるかは決まっていません。私はこれまで商業誌のために何人かのミュージシャンにインタビューをしてきましたが*1、最後がジョランダ・ラジョ*2の来日時なので、12年ぶりになります。
マリア・ムラータの場合、まず誰に聞くかという問題がありますが*3、ブジェレンゲに絞った2006年の作品“Itinerario de tambores”に比べて、2008年の2枚目にして現時点の最新作“Los vestidos de la cumbia”ではポロ、クンビアなどにレパートリーを広げつつやや薄味で散漫になった印象も受けるので、現在の彼女ら/彼らの関心がどこにあるのかで、会話がかみあう/かみあわないというのもあるかも知れません。
ただ、クンビアにしてもブジェレンゲにしても、日本できちんと紹介される機会が少ない音楽です。ただコロンビア音楽をだらだらと長く聴いているだけの私にどこまでできるかわかりませんが、(できるだけ)正確を旨としつつも初めて読む人にも興味をもっていただけるように準備したいと思います。このブログでは歌詞に時々適当な感想をつけるだけで、あまり音楽の説明はしませんでしたが(今はスペイン語が読める人であれば私の下手な解説などなくても相当な情報が手に入りますし、そもそもこのブログは私が気晴らしでやってるだけなので)、当日までは、原稿の練習をかねて少し解説めいたことも書いてみることにします。