てきとーに音楽紹介


 とりあえず気持ちのいい歌なので。めちゃ無責任な歌詞だけど。この歌の相手の女はまちがいなく遊ばれているよ。サルサの歌詞はこういうのが多くて共感できないんだよな。ヒガミですけど(笑)。
 それにしても、エンリケもひさびさにみたら太ったなー。十数年前にカリでみたことある。昔はすっきりした美形歌手で、しかもコンガもかっこよく叩いていたんですよ。なんだかオーラのカケラもなくなったな。うちの依頼者にもこういう人いるよ(笑)。
 移民が嫌いでラテン好きな人っているのかな。いたら苦しみそうだな、内面的に。移民が嫌いなヤツはサルサおどるの禁止な(笑)。



 どうでもいい豆知識を書いておくと、彼のオヤジはルイス・エンリケ・メヒア・ゴドイといって、兄のカルロス・メヒア・ゴドイとともに、サンディニスタ革命の時代に「サンディニスタ賛歌」という超有名な曲(“進め同志よ、革命にむかって、サンディーノの子どもたちは決して屈服しない、人間性の敵・ヤンキーと戦う・・・”といういわゆる革命曲)を歌ったりしたサヨク歌手の大御所、というかニカラグアの国民的歌手で、まあ日本では知名度ゼロだけど、スペイン語圏ではちょっと前なら息子のルイス・エンリケよりも有名かも知れない。
 で、カルロスの10数人いる息子の1人(要するに、このサルサ歌手のルイス・エンリケの従兄弟)はアメリカに住んでいるんだけど、イラク戦争にかり出されて従軍している最中に戦争の醜さを告発、良心的兵役拒否をして軍法会議にかけられている。
http://www2.asahi.com/special/iraqrecovery/TKY200405180397.html
http://www.jca.apc.org/gi-heisi/news/no.006/006-045.html



 某弁護士が横浜地裁であるボリビア人の裁判やったんだけど、人定のときに、起訴状で「無職」とあるのを、彼が「ミュージシャンです」と言ったら、裁判官が興味をもったらしい。
 被告人質問での裁判官からのゆいつの質問は、「あなたはミュージシャンだそうですが、どんな音楽をやるんですか」。これに対する答えは、「サルサメレンゲを歌います。他の音楽もやります。」とのことでした。ま、裁判官も、事件自体にはあまり興味がない、ということですね。