Esperanza

 いちおうインタビューまでは原稿の下書き&知識整理用エントリーです。
 パシージョ(pasillo)は、19世紀初めにスペインから南米大陸にもたらされたバルス(vals・ワルツ)の子孫です。コロンビア、エクアドルではパシージョと名前を変えて、ペルーでは現在もバルスと呼ばれています。コロンビアのパシージョは同国で広く聴かれていたバンブーコの影響を受けているとのことです*1
 この曲はリサラルダ県ペレイラ市出身のネルソン・イバラ(Nelson Ibarra)の作品です。

*1:何となくそんな気もしなくもないのですが・・・ちょっと異論を述べたくなるのは(私はむしろコロンビアのパシージョはペルーやエクアドルに比べてサロン的要素を守ろうとしている点が、顕著なように感じます)、私がそれほどこのジャンルを聞きこんでいないからでしょうか。