La Puya Rebelde “王の中の王”ウーゴ・カルロス・グラナードス


 2007年の“伝説フェスティバル”より。この年は10年ごとに「王の中の王」を決める記念大会だった。曲はアルフレードグティエレス作曲の“La Puya Rebelde”、カハは彼の従兄弟のメモ・グラナードス、歌とグアチャラカはフェスティバルの常連エル・ニエーコモンテネグロ。ドイツのアコーディオン・メーカーのホーナーの従業員はバジェナートのことほとんど知らないらしいけど*1、ここまで楽器のポテンシャルを引き出してくれれば、メーカー冥利に尽きるでしょう。
 ちなみにこの年は記念大会にあわせてYahoo!ブログで6ヶ月にわたって伝説フェスティバル特集をして、参加者を紹介したり、フェスティバルにむけたメッセージをスペイン語で掲載していたら、バジェドゥパルの地元紙の目にとまって「日本人も伝説フェスティバルに注目している!」と取りあげられた。いい思い出です。

*1:ジャーナリストのエルネスト・マカウスランドがドイツまで出かけて、1997年の「王の中の王」コーチャ・モリーナのプレイを映像でみせたら「こんな弾き方してんだ」とビックリしていた。